
情報セキュリティの資格は書店にいっても参考書や過去問集などの種類が多くありません。
参考書がある場合は書籍での勉強もおすすめですが、オンラインの方が理解しやすいケースもあります。
また、勤務先の資格取得補助制度などがなく、教材費用・学習費用を安く抑えたいと思っている方もいるでしょう。
今回は”無料”にこだわり、情報セキュリティのオンライン教材や学習サイトの情報をまとめました。
情報セキュリティの国家資格として人気が高い「情報セキュリティマネジメント試験及び基本情報技術者試験」は、主体するIPAのサイト内で過去問と解答例を公開しています。
しっかりと配点割合なども熟読すれば、無料の独学でも国家資格を攻略可能です。
このほか、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の資格は公式サイト内で過去問を公開しています。
シスコ認定試験は公式サイトで模擬試験を公開しています。
また、公式トレーニング(組織向けサブスク教材)を3日間無料でお試し利用することが可能です。
無料でオンライン学習する際の定番教材がYouTubeです。
有料セミナーと同等のオンラインレッスンを発信しているチャンネルが多数あります。
ただし情報セキュリティの資格に関する情報発信をしている所は、高額なセミナーや講習への案内を狙っている所が多いです。
YouTubeの無料教材だけで完璧な知識を身につけられるとは限りません。
また、情報セキュリティ資格は業界動向が頻繁に変わるため、最新情報を網羅されているかが重要です。
公開日時やチャンネルとしての実績、運営者の詳細情報などをチェックしておくとよいでしょう。
無料教材を発信しているオススメのYouTubeチャンネルをまとめました。
YouTubeで情報セキュリティ資格の勉強ができるチャンネル・動画はたくさんありますが、合格のために必要な情報が揃っていることは滅多にありません。
情報セキュリティマネジメント試験に関連した試験対策動画はたくさんありますが、それ以外の資格は全体的に動画などの無料教材が少ないです。
まずは気になる資格を解説している動画やチャンネルがないか探してみてください。
情報セキュリティの業界は、セキュリティエンジニアとハッカー・クラッカーがいたちごっこを繰り返しています。
試験の問題や出題範囲が頻繁にアップデートされているため、古い時期に公開された動画ではなく公開・更新日時が新しい動画を参考にするとよいでしょう。
用語クイズ、過去問、予想問題などを幅広く無料公開しています。
情報セキュリティ資格は情報セキュリティマネジメント試験の需要が高いです。
オンラインで学習できる無料教材が豊富にあるので、ここで紹介しているサイト以外もネット検索で探してみてください。
その他の資格は受験者数が多くないため、無料コンテンツを公開しているケースが少ないです。
無料教材がない場合は諦めて有料の教材やセミナー・レッスンなどを活用するしかありません。
難易度や傾向・データなどはネットで簡単に調べられるので、気になる方はチェックしてみてください。
効率良く資格を取るには、その資格や試験のことを詳しく知ることが大切です。