情報セキュリティスペシャリストとの比較

情報処理推進機構(IPA)が主催する情報処理技術者試験の1つの試験区分「情報セキュリティスペシャリスト試験」と比べたネットワーク情報セキュリティマネージャー(NISM)資格の特徴をご説明します。

比較表

比較項目 ネットワーク情報セキュリティマネージャー
(NISM)
情報セキュリティスペシャリスト試験
ITSS(※)によるレベル レベル2〜3 レベル4
資格数 6つ 1つ
形式 講習会と認定試験のセット
実機での実習・モデルケースを用いた演習
筆記試験

※ITSS:情報処理推進機構が定めるITスキル標準

ITSSによるレベル

NISMをITSSによるレベルに照らし合わせると、ネットワークセキュリティ基礎がレベル2、その他の実践レベル5資格がレベル3となります。ITSSレベル2は「上位者の指導の下に、要求された作業を担当する」、ITSSレベル3は「要求された作業を全て独力で遂行する」レベルであり、情報セキュリティに関して基礎から実践まで段階的にスキルを伸ばせる資格体系となっています。ITSSレベル4の情報セキュリティスペシャリスト試験を目指される方にも、NISMは段階的なスキル習得に役立ちます。

資格数

NISMは、情報セキュリティの分野内で、レベル別・カテゴリ(技術系、管理系)別に6資格に分けた体系となっています。1つ1つ学んでいただくことで、確実にスキルを習得していくことができます。

形式

NISMは、講習会を受講いただき、講習会の最後に認定試験を受験いただく形式です。講習会は、実機を用いた実習・モデルケースを用いた演習を中心とした、実践的なものになっています。情報セキュリティの分野の業務経験が浅い方、会社の情報システム担当ではあるが実機を用いた業務が少ない方などに良い資格制度です。

マッピング

レベル別・形式別にマッピングをすると、以下のようになります。

ITSSレベル4 (各ベンダのトレーニング等) 情報セキュリティスペシャリスト試験
ITSSレベル3 【技術系】
NISM ネットワークセキュリティ実践
NISM サーバセキュリティ実践
NISM 不正アクセス監視実践
【管理系】
NISM セキュリティポリシー実践
NISM セキュリティ監査実践
(応用情報技術者試験)
ITSSレベル2 NISM ネットワークセキュリティ基礎 情報セキュリティマネジメント試験
(基本情報技術者試験)
実習・演習 筆記